藍染染め〜もっと特別な服にする〜
ミニマリストや物を減らすことについて調べていると、「ワンインワンアウト」という言葉をよく見たり、聞いたりしますよね。
ワンインワンアウトって?
一つモノを増やすなら、一つモノを減らす。モノが増えないようにするテクニックです。
買い物をしたり、プレゼントされたり、普段の生活でモノが増える機会ってとても多いです。
ただただ増え続けるとモノが溢れると良いことってあまりありません。
掃除や片付ける機会が増える。選択する機会が増える。人やモノに気を使う機会が増える。
物質としてのモノが増えるだけじゃなく、浪費する時間や労力も増えます。生活が大変になる。
そうならないようにするためのテクニックが「ワンインワンアウト」です。
ワンをスペシャルワンにする
モノを増やさない、数を変えずに新しいモノが増えたら良くないですか?
愛着あるものもいつか手放さないといけない時が来る…。
そんな時の選択肢として僕はリメイクすることをオススメします!
愛着のあるものをもっと愛着のあるものに、よりスペシャルなモノにしてしまおう!
藍染染めで特別なモノに
以前のブログでも少し紹介したのですが、グレーのコートをネイビーにしたくて藍染染めを施してもらいました。
(染める前のコート。)
今回はALLYOURSさんの企画というか、試みに参加させて頂きました。
東京のALLYOURSさんにコートを送り、徳島のワタナベさんの工房へ!
(池尻大橋にあるALLYOURSさん)
(今回藍染染めをしてくださった工房のワタナベさんのInstagram)
(藍の葉っぱ。今回はこのアカウントのカワベさんにコートを預けて染めをお願いしました。)
これをもとにして染めるんですね。藍染めって言葉は知っていても、実際に材料になるものはどうゆうものか知らなかったです。綺麗な色の葉っぱですよね。
(染めの様子を送られてきた写真。)
この機械の中に僕のコートが入っていたそうです。染まるのだろうか…。
それから数日後、徳島から東京に帰ってくるALLYOURSカワベさんとたまたま新大阪駅で会えることになり、改札越しにコートを受け取りました!
(嬉しそうなわい)
(ステッチの色は綺麗に残っている)
(タグも藍染めされた)
すごく綺麗な藍染め、ネイビーになっていました!
もともとのお気に入りがもっとお気に入りに。特別な一着になりました。
藍染めとは
今回を機に藍染めについて調べていると、この方の記事がとてもわかりやすく、藍染めの魅力が伝わってきました。
気になったところをまとめると、
- 藍染めは人類最古の染料と言われている
- 染めてからどんどん色味が変化する(経年変化)
- 布の耐久性が上がる
- 防虫効果がある
- 今は化学合成のインディゴ染めが増え、天然の藍染めは貴重
- いくつかの県では藍染めを無形指定文化財として保護されている
他にも調べていると
- 抗酸化作用
- 冷え性などを防ぐ保温効果
- 殺菌性(靴下、足袋などに使うと水虫や傷に効果がある)
- 消臭効果
があるそうです。日本の伝統すごすぎ。
伝統的な藍染めは日本の気候や生活に合った効果がたくさん詰まっていますが、便利な化学合成のインディゴ染めが一般的になっているようです。
実際に自分の依頼を染めてもらい、その素晴らしさを身をもって感じることができました。
(太陽の光に当たるとまた違った彩りをみせてくれます。)
どこで体験できるの?
関西でも藍染染めの体験ができるところがちらほらあるようです!
大阪の池田市にある工房「貴久」さん、京都の大原にある工房「藍の館」さん、保津町にある工房「ほづあい研究所」さんは持ち込みで自分の服なども染められるようです!興味のある方は是非やってみてください!
まとめ
今回はお気に入りをもっと特別なお気に入りにするという記事でした。
藍染染め以外にも他の染め方、刺し子やプリントなど様々な方法で特別なものに変えられます。
愛着のあるものを手放そうと悩んだ際は、こんな方法もあるんだと思い出して頂けると嬉しいです。
僕は日本の伝統に触れる素敵な機会にもなりました。
(合わせてこちらのブログもお読み頂けたら嬉しいです。)
最後までお読み頂きありがとうございました😊